壺中天
本日のにゃごや(名古屋)ンぱとろ~るは、大き目なポーションで一皿一皿味わい深いフレンチ「壺中天」です。
名古屋に越してきた時から、一度伺いたいと思っていた壺中天さんにやっと行くことが出来ました。ディナーと同じ内容で、サービス料が付かないお得な8500円のランチコースをお願いしました。
加えて、合計15,000円で料理に合わせたグラスワインを出していただきました。
1)アミューズ・ブーシュ
ガスパチョとスぺイン産生ハムとグリュイエールチーズのクロックムッシュ
爽やかなガスパチョでスタート。スプーンの上のガスパチョはお洒落だけど、するっと落ちてこないので若干食べにくい。クロックムッシュ、塩梅が強めでワインが映えます。
ワインは、ル・メニル・スール・オジェ・ブラン・ド・ブラン・レゼルヴ・ブリュット/ギィ・シャルルマーニュ。グレープフルーツや青りんごが香る、しっかりとした味わいのシャンパーニュでした。
2)アントレ1(選択)
オマール海老と雲丹のコンソメジュレ カリフラワーのクリーム ぷりぷりのオマール海老、雲丹がたっぷり入っていました。このようなちょっと高価で濃厚な食材はポーションが少ないことが多いのですが、たっぷりはいっててとても満足。磯の香り豊かで「海」を感じました。
あわせたワインは、コート・デュ・ジュラ・シャルドネ・フルール2010/ドメーヌ・ラベ。ミネラル×ミネラルで相性が悪い筈はありません。
3)アントレ2(選択)
フランス産フォアグラのポワレとマーブルテリーヌ
フォアグラのポワレ、バルサミコソース
見た目どおり、想像どおり、美味しい。もうちょっと厚めだともっと嬉しかったです。
バナナのローストとフォアグラのテリーヌ、パッションフルーツのソース(左手前)
フレンチトーストの上に乗っかっています。バナナ、フォアグラ、パッションフルーツに甘く薫り高いワインの相乗効果。この皿の一番でした。
ワインは、ゲヴェルツトラミネール・グランクリュ・ケスラー2005/ドメーヌ シュルンバジェ
ちょっと甘味が強すぎて料理に勝ちすぎていたような気がします。
トリュフとマッシュポテト(右奥)
マッシュポテトにもトリュフを練りこんであり、濃厚な香りが周りを支配します。
ジビエとフォアグラのテリーヌ
エゾ鹿・フランス産鴨とフォアグラのテリーヌです。こちらも想像通りの味わい、で美味しい。
トリュフとジビエ系に合せたワインは、
モレ・サン・ドニ プルミエクリュ・レ・ミランド2009/ドメーヌ・エレスツィン
鉄を含んだ粘土質により血の滴るレアなお肉のイメージを重ねて下さい、とのこと。
4)ポワソン
マナガツオのポワレ、たくさんの野菜と共に
素晴らしい香ばしさが漂ってます。どうしたらこんなに薫るのでしょうか。
皮目はパリッ、身はしっとり。三度豆、ズッキーニ、だいこんなどの野菜も最適な火通りで仕上げられており、異なった食感の組み合わせで調和のとれた一品が構成されていました。
リッチなクリームソースと、
ムルソー レ・グラン・シャロン2007/ジョバール・シャブロとの相性も良かったです。
5)ヴィアンドゥ1(選択)
ドンブ産うずらの詰め物のコンフィ
ふつう内臓だけ取り出して、肉はそのままに詰め物をするのだけど、これは肉や肝をミンチ状にしたものが詰めてあります。まるっぽウズラ感です。
肝も入っているからなのか淡泊さはゼロ。塩もビシッと効いていて、とても美味しかったです。
ワインは、ヴォーヌ・ロマネ2006/アラン・ユドロ・ノエラ
うずらでは酸味だけがちょっと欠けるので・・・と補完のマリアージュとなりました。
6)ヴィアンドゥ2(選択)
オーストラリア産 仔羊のクレピネット包み焼き
クレピネット=網脂でくるんでロースト、ということでラムに直接火を当てていないからか、レアっぽいのに火はしっかり入っています。ミルクラムの如く臭みは全くなく、柔らかく、しっとりとしつつ、さりとて歯への抵抗感もちょうどいいです(こんな表現しか出来ないのがもどかしい)。こちらも、肉の旨みを最大限に活かす塩加減でした。
ワインは、シャトー・デギュイユ2006。心地よい渋みがあり飲みごたえがありました。
写真の骨は巻いてあるだけっぽかったです。よって骨の際の旨みは無かったのがちょっと残念。
7)デセール1(選択)
グレープフルーツづくし
上面はサフランをつかったきれいなオレンジカラーなナパージュ、その下にムースとグレープフルーツのゼリー寄せ。美味しい、満足です。
8)デセール2(選択)
イチジクのコンポート
強いて言えば、これは普通。でも、ごろんと丸ごとイチジクが入っているのは嬉しい。
9)プティフール
アールグレーのフィナンシェ、抹茶のマカロン、ラズベリーのゼリー
抹茶のマカロンは美味しかったけど、あとは普通かな。
ポーションはどれも大き目なのだけど、お腹の負担が少ないのが素晴らしい。
量と質のバランス、一皿のなかで主菜と副菜のバランスが良いとおもいました。色々な黄金律を熟知しているようなシェフだなぁの印象を受けました。
ソムリエの方のセレクトもよく、丁寧な説明も勉強になりました。記念日にまた伺いたいです。
■壺中天
■名古屋市東区葵1-19-30 マザックアートプラザ B2F
■052-508-8850
■11:45~13:00(L.O) 18:00~20:30(L.O)月曜・第三日曜休日
■りりたLINK
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nanmori page(大阪在住時)
hiroshima page(広島在住時)
名古屋に越してきた時から、一度伺いたいと思っていた壺中天さんにやっと行くことが出来ました。ディナーと同じ内容で、サービス料が付かないお得な8500円のランチコースをお願いしました。
加えて、合計15,000円で料理に合わせたグラスワインを出していただきました。
1)アミューズ・ブーシュ
ガスパチョとスぺイン産生ハムとグリュイエールチーズのクロックムッシュ
ワインは、ル・メニル・スール・オジェ・ブラン・ド・ブラン・レゼルヴ・ブリュット/ギィ・シャルルマーニュ。グレープフルーツや青りんごが香る、しっかりとした味わいのシャンパーニュでした。
2)アントレ1(選択)
オマール海老と雲丹のコンソメジュレ カリフラワーのクリーム
あわせたワインは、コート・デュ・ジュラ・シャルドネ・フルール2010/ドメーヌ・ラベ。ミネラル×ミネラルで相性が悪い筈はありません。
3)アントレ2(選択)
フランス産フォアグラのポワレとマーブルテリーヌ
フォアグラのポワレ、バルサミコソース
バナナのローストとフォアグラのテリーヌ、パッションフルーツのソース(左手前)
ワインは、ゲヴェルツトラミネール・グランクリュ・ケスラー2005/ドメーヌ シュルンバジェ
ちょっと甘味が強すぎて料理に勝ちすぎていたような気がします。
トリュフとマッシュポテト(右奥)
マッシュポテトにもトリュフを練りこんであり、濃厚な香りが周りを支配します。
ジビエとフォアグラのテリーヌ
トリュフとジビエ系に合せたワインは、
モレ・サン・ドニ プルミエクリュ・レ・ミランド2009/ドメーヌ・エレスツィン
鉄を含んだ粘土質により血の滴るレアなお肉のイメージを重ねて下さい、とのこと。
4)ポワソン
マナガツオのポワレ、たくさんの野菜と共に
皮目はパリッ、身はしっとり。三度豆、ズッキーニ、だいこんなどの野菜も最適な火通りで仕上げられており、異なった食感の組み合わせで調和のとれた一品が構成されていました。
リッチなクリームソースと、
ムルソー レ・グラン・シャロン2007/ジョバール・シャブロとの相性も良かったです。
5)ヴィアンドゥ1(選択)
ドンブ産うずらの詰め物のコンフィ
ワインは、ヴォーヌ・ロマネ2006/アラン・ユドロ・ノエラ
うずらでは酸味だけがちょっと欠けるので・・・と補完のマリアージュとなりました。
6)ヴィアンドゥ2(選択)
オーストラリア産 仔羊のクレピネット包み焼き
ワインは、シャトー・デギュイユ2006。心地よい渋みがあり飲みごたえがありました。
写真の骨は巻いてあるだけっぽかったです。よって骨の際の旨みは無かったのがちょっと残念。
7)デセール1(選択)
グレープフルーツづくし
8)デセール2(選択)
イチジクのコンポート
9)プティフール
アールグレーのフィナンシェ、抹茶のマカロン、ラズベリーのゼリー
ポーションはどれも大き目なのだけど、お腹の負担が少ないのが素晴らしい。
量と質のバランス、一皿のなかで主菜と副菜のバランスが良いとおもいました。色々な黄金律を熟知しているようなシェフだなぁの印象を受けました。
ソムリエの方のセレクトもよく、丁寧な説明も勉強になりました。記念日にまた伺いたいです。
■壺中天
■名古屋市東区葵1-19-30 マザックアートプラザ B2F
■052-508-8850
■11:45~13:00(L.O) 18:00~20:30(L.O)月曜・第三日曜休日
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by ririta11kg
| 2013-07-05 01:25
| ごはんの時間~仏